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IT時代のオンライン教育を考える

オンライン教育はこうやって発展してきた

本来、教育は先生と生徒が一同に学舎へ集まり師弟関係をベースに行われるものでした。生徒一人ひとりの進捗は先生が把握するため大変な労力・コストがかかります。

これを効率化するために開発されたのがビデオ教材です。しかしビデオ教材は対話が出来ない学習方法で高い学習効果は得にくいものでした。
添削方式の通信教育もありましたがこちらは郵送によるフィードバックに時間がかかります。

1980年代に入りアメリカでコンピュータが発展しコンピュータを用いた教育を経て1990年代以降インターネットの普及とともにオンライン教育が発展し現在に至っています。

インターネットの普及には東西冷戦の終結が大きく関わっています。インターネットは冷戦下にアメリカの軍事情報通信を東側から守るため開発された技術です。ソ連崩壊と東西の壁が壊され冷戦が終わるとその技術を秘密にしておく必要がなくなり、世界中へ拡がっていったのです。

オンライン教育は今後も発展し続けるか?

教育の歴史を考えればオンライン教育はまだ産声をあげたばかりと言えます。
メリットとデメリットが混在し完成形にはほど遠い感じがします。
メリットであるはずの「通わなくて良い」「時間が自由」は裏を返せば「自由すぎてモチベーションが維持できない」などのデメリットにもなっています。

ショッピングはネットと相性がよくECサイトはすっかり定着しましたが、教育は後発でまだまだ課題が多い分野です。人が何かを成し遂げるために最も重要な「学習の意義」と「モチベーション維持」が現時点では最大の課題ではないでしょうか。

ある大学では試みとして普段はオンラインで課題をこなしながら月1で教室に集まりグループディスカッションをするという形式を取っています。
オンラインと実際の教室を用いたハイブリッド型で将来的にもこの方向は有効かもしれません。

ITの普及により「場所」から解放された教育が今後どのような進化を遂げるのか要注目です。


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